論争が不毛な時代だと思う。言葉が軽い。言葉が現実を離れて浮遊している感じ。そんな言葉を使って、文章が書かれ、言葉が発せられる。政治にしても、マスコミにしても、「専門家」といわれる人たちの世界にしても。
昨日の、この国の首相の施政方針演説の感想である。文章を書き、言葉を発してはいるのだけれど、心に響かない。論理の組み立てだけでは、何をしたいのか、どれだけの覚悟があるのか、どうなっていくのか、誰がどう責任をとるのかということは伝わってこない。このままでは、政策といういろんな要素が含まれる「形あるもの」はできず、「泥船」はさらに沈んでいかざるを得ないのではないかという不安を感じてしまいます。どれだけ美辞麗句を使っても、論理は一次元(線)で組み立てられていくもの。軽い言葉で、どれだけ詳細に組み立てても、二次元(面)や三次元(立体)の「形あるもの」にすることはできないのではないか。そんな気がしてしまうのです。
わたしたちの日常生活は、「形あるもの」と「形のないもの」、「目には見えないもの」の組み合わせで営まれているものではないだろうか。「形のあるもの」は縦、横、高さのある立体の組み合わせである三次元の世界。それに、空気や水といった気体や液体など「形のないもの」。心に思うことや関係、構想など「目には見えないもの」が総合的に絡まり私たちの日常の暮らしが成り立っているのではないか。そんなことを考える。
それでも論争は必要です。いろんな考え方を出し合い、コンセンサスをつくり、ベストかどうかはわからないにしても、関係者が納得しあい、ものごとを進めるために論争や話し合いは大切です。それぞれの人の持つ建設的な意見を「信頼」しあって出し合うのであれば。しかし多くの論争は相手を論破するためにやっているように見える。不毛である。
現代の論争に欠けているのは、論争当事者に、覚悟とか、責任とか、志とか、相手への思いやり、信頼などといった「目には見えないもの」の大切さの認識ではないのだろうか。
どんな時代だって不平家には満足できぬ時代だろう。逆に本当に自己に与えられた生を生きようとする者にと ってはどんな悪い時代だって、それがその人にとって全部現実であるはずだ。
中野孝次『ぶれない生き方』
ソレ三界ハ、只心ナリ 『方丈記』
永田良昭
2012年01月25日 コラム トラックバック:- コメント:0
この時代はデジタル時代。情報が電子データ化され、世界を走り回っている。それはそれで、いいことだと思う。しかし、昔人間の私にとっては、それだけでいいのかなとの思いがいつも去来する。
一昔前までは、ひとに情報を伝えようとすれば、紙の上に字を書くか、言葉を話して伝えていたものだ。アナログの時代だった。情報の世界は、デジタル化が進んでも、毎日の日常生活は、やっぱりアナログの世界なのではないかと、しみじみ思う。日常生活の中の人間の営みには、人の喜怒哀楽の感情や、何とも説明できない「情」、コミュニケーションの奥行き、ひとつひとつの行為の多様な思いなどなどが、意識するしないにかかわらず、織り込まれているのではないか。一挙手一投足が、その人の、その時の、その場の存在をあらわしているといえるかもしれない。なんて、理屈をこねたりしています。
電子データは簡単に独り歩きしていきます。しかし、発信したデータが“思い通りに”相手に伝わる保証のないのもデジタルの世界なのかもしれません。たとえば、「きずな」から発信するメールは、発信した人はメールの宛先へ届いていると思っているのですが、ときどき「行き違い」が生じてバタバタしている光景を目にします。
スタッフは笑いながら、「大切な情報は、メール発信した後で、届いたかどうか電話などの確認がいるよね」と語り合っています。やっぱりアナログは不可欠ですね。アナログこそが本物ですね。
みなさんも、発信されている情報に目を通して下さい。事務局のスタッフを助けるためにね。
日々の中にある何でもいい、蝉の声でもよし、鳥のさえずりでもいい。川の色の変化でも、道の落ち葉でもいいけれど、そういうものを見て、聞いて、心を慰め、持ちこたえていく。そうした気持ちを持ち続ける根本にあるのは、ちょっとこの頃は流行らないけれども、「堪え忍ぶ」という言葉の、“堪え”までなくてもいいけれども“忍ぶ”ということです。
秋山駿 『藤沢周平に学ぶ』
永田良昭
2012年01月20日 事務局のつぶやき トラックバック:- コメント:0
復興祈願
那智勝浦一泊二日の旅 参加者募集
一見、何の変哲のないこの大地、しかし、場所が変われば、未だに大惨事の爪跡が残っています。
和歌山県では、あの水害から4ヶ月が過ぎ、今年3月で半年を迎えます。
現地は、港町、温泉地で、観光地であります。
しかし、台風による水害の影響で観光客が激減、普段の8割も減ったそうです
和歌山県は、豊中から遠いとは言え大阪府の隣の県です。
何か少しでも復興のお役に立てることはないでしょうか。
そこでこの度、和歌山の復興を願い、旅行を企画しました。
少しでも多くの方に声をかけて頂き、1人でも多く一緒に旅行が出来れば幸いに思います。
下記の通り企画しました。
皆様のご参加お待ちしています
問い合わせ・申込み:足立郷志 メール satoshi.no.1@gmail.com
電 話 080-5349-9919
申込み締切り:1月25日
日時:2012年2月5日(日)〜6日(月)
費用:2万円(往復バス代含む 2食付き)当日徴収
新大阪から、期間限定臨時高速バスで行きます。
宿泊:勝浦観光ホテル
日程
1日目
8:15新大阪駅1階 観光バス駐車場集合、受付
8:30 新大阪発
途中休憩 紀ノ川SA
道の駅、熊野古道中辺路(なかへじ)
道中、僕がボランティア活動をした熊野川周辺を通ります。
水害の実態の話し等出来ればと思います。
14:00 勝浦バスターミナル着
勝浦観光ホテル着(3、4人一部屋)
希望者は紀の松島めぐりCコース(大人1100円)
時間が有れば温泉巡りOK
温泉に入って長旅と日頃の疲れを取りましょう。
7時頃夕食予定
まぐろのかぶと焼き付き(雨天中止)
美味しい勝浦の幸に舌鼓
就寝
おやすみなさい
2日目
7時頃起床
おはようございます
7時半ごろ朝食
9時チェックアウト
ホテル出発
ホテルの車乗車→世界遺産那智山へ→熊野那智大社那智の滝。
勝浦駅着12時頃
出発まで自由行動
14:30バスターミナル集合
14:45受付
15:00出発
復路は、海岸ルートです
途中休憩
道の駅すさみ
紀ノ川SA
8時頃新大阪着
解散
以上 足立郷志
2012年01月05日 未分類 トラックバック:- コメント:0
すこやかに新年をお迎えのことでしょうね。今年こそ希望の持てる「可能性の芽」を見つけ出したいものです。
「絆」がこの時代のキーワードとなっています。私たちの法人「とよなか市民活動ネットきずな」の設立時の議論が時代を先取りしていたみたい。いろんな関係を大切にしていきたいとの会員の思いが、同時代に生きる人たちの思いと共鳴していっているようです。でも、「関係」は目に見えないもの。きっと、これまで目に見えなかったものの価値の再評価が必要になっていくような予感がします。
また、この時代に蔓延している「二項対立」的な発想も、問われていくでしょう。賛成か、反対か。支持するか、支持しないか。今この国や地域の課題になっている重要案件は、「二項対立」的な発想では判断できないものばかりではないか。TPP参加問題、消費税アップ問題、地域課題などなどを見ても、いろんな要因がからみあい、賛成か反対かだけでは判断できない課題でしょう。それだけに、判断するまでのプロセスが大切に思います。お互いに、自分だけが正義といった「原理主義」や「上から目線」に陥らず、大いフラットな「関係」で議論し、いろんな意見を踏まえ、信頼の上に立った妥協も受け入れあうというある意味の“いいかげんさ”もいるのではないでしょうか。難しい判断なのですから、結果がうまくいかなければ、メンツにこだわらずに改める勇気もあっていい。その時に必要なのが「絆」です。「絆」とは、信頼関係でもあります。人が作る社会なのですから、人が最後の力・可能性です。それだけに、人の「絆」は危機的時代の最後の砦と言えるかもしれません。
NPO法人「とよなか市民活動ネットきずな」は、今年も、あまり力まずに“いいかげんさ”を尊重して、目には見えないけれど大切な「もの」・「可能性の芽」を、いっしょに探していきたいものです。
今年も“夢追い人”が集い、自由に語り合う活動を続けていきたいものですね。
永田良昭
2012年01月01日 未分類 トラックバック:- コメント:0
帰り道は遠かった
昨日は、本当に久しぶりで電車で出かけた
行きは知ったルートで、歩く距離が長い
帰り道は、歩く距離が短く電車賃も安いルートで帰ることにした
阪急三宮東口に降り立ち、神戸地下鉄山手線に乗り換えするつもり
だが、エレベータへの道筋が判らない?、階段はすぐそこにある、カートを押しながらの状況では下りられない
案内図を探すも見つからない、駅員に聴こうにも近くにはいない、店の人に聴いたが3人は知らない、4人目で教えてもらった
地下鉄サービスコーナーを見つけエレベータのことを聴くが、一つは商店の影にあり判りにくいと言う??
もう一つは大きな横断歩道を越えてJR三宮駅の外にあった、ルート案内がないとたどり着けないだろう
健常者のころは難なく通勤に使ったルート、体に不便ができ、非常につかいずらくなった、自宅に帰るのに1時間半を超えた
案内コーナーでの話では、他社の阪急ビル内であり案内板が云々・・・
街のバリアフリーには程遠いお話
街のバリアフリーにかんして企業間の協調も必要ではないか
黒田 三四郎
2011年12月25日 会員のブログ トラックバック:- コメント:0
インターネットで配信されるニュースを見て
八ッ場ダム:建設を再開へ 22日までに国交相が最終判断 - 毎日新聞
八ッ場ダムの建設予定地で完成した「不動大橋」(湖面2号橋)=群馬県長野原町で、佐藤泰則撮影
上記から引用

「不動大橋」の写真が大きく写っているが、これは本来「八ッ場ダムの建設」に直接・直結する橋なのだろうか?
この写真を見ればダムの一部が完成していると勘違いし、ダムの建設を再開しないと無駄が大きくなる?とは思わないだろうか!
黒部のダムを造るには、どうしてもトンネルが必要だった、だからトンネルを造った、世の中が必要とし、数年で難工事は完成をみる!
50年も建設が完了しない「八ッ場ダム」に本当に価値があり、必要不可欠なのだろうか
黒田 三四郎
2011年12月17日 会員のブログ トラックバック:- コメント:0
今年の世相を表す漢字が「絆」に決まったとか。私達の「とよなか市民活動ネットきずな」を設立するための議論の中でも、バラバラに切れていく諸関係を何とかしなければという思いが共有されていた。それが法人名の中に「きずな」という言葉を入れることになった頃を懐かしく思います。もう懐かしく感じるほど時が経ってしまったのですね。「絆」の大切さがこれからさらに大きくなっていくことでしょうね。
今、豊中市が「(仮称)豊中市地域自治推進条例」(素案)へのパブリックコメントを求めています。豊中市自治基本条例に基づいて、地域自治の推進に関する基本的事項等を定めようとするもののようです。豊中市自治基本条例策定に市民としてかかわった「きずな」としても関心を持ちたいものです。
市民が主体になり、地域のことを市民、事業者、行政が協働して住みよいコミュニティーをつくるためのキーワードは、「市民の主体性」と「市民の絆」なのではないかな。今パブコメに付されている素案は、キーワードについて、具体的展望を明らかにされているか、市民側からの検証がいるのかもしれません。資料に目を通し意見を提出してみてはいかがでしょうか。提出期限は12月19日(月)、提出先は豊中市市民協働部コミュニティー政策室です。
現代人は「信じられる他人」が欲しいんです。逆に言えば、それぐらいこころの底から「信じられる他人」がいないということでしょう。そうした友情がいま、あまり見当たらなくなっている。
秋山駿 『藤沢周平に学ぶ』
永田良昭
2011年12月13日 会員のブログ トラックバック:- コメント:0
3回連続の一番目のプログラムを本日実施しました
チラシは下をクリックしてください
「対話法」を学ぶ ― 安全に語り合える場をつくるために ―
「対話法」とは傾聴技法を簡略化したコミュニケーション技法です。

一般参加者19名、スタッフ6名、講師陣3名の合計28名で行われました
短いPR期間にもかかわらず、多くの一般参加者においでいただいたことは、驚きに値します
こういう「場」がこれからも必要だと感じました
黒田 三四郎
2011年12月11日 会員のブログ トラックバック:- コメント:0
舞台撮影で「フォーメーション」が判らないとき、みなさんを平均に撮影しようとすると、前後に2列に並ばれると後ろの方々を撮るために撮影枚数が急上昇する
前列、後列がそっくり入れ替わり、同じ時間その配置でおられることが判っていると、撮影枚数が少なくて済み、撮影に集中できいい写真ができあがる
そして、後の処理が激減する。。。^^;
特別に依頼が入ったことにより、今回の市民文化祭では1,950枚写真を撮った
撮った写真をみなさんに見てもらうことができれば、幸いです

25%写真の処理が済みました
右手に痛みがでて少し進みが遅れています、火曜日には上げるつもりですが、一日ぐらいはのびそうです。。。m(_ _)m
ピン スポット ギャラリー Index No.3
くまの3たHP

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2011年12月06日 会員のブログ トラックバック:- コメント:0
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